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教育ローンと学資保険の比較

必要な時期に融資を受ける『教育ローン』とお子さんが小さい頃から少しずつ貯蓄するという要素の強い『学資保険』を単純に比較する事はナンセンスです。教育ローンと学資保険は単純に比較する事は出来ません。しかし見方を変えると実は…。

学資保険と教育ローンの性質を考える

教育ローンと学資保険 どちらも一時期にたくさん必要になる学費に対して費用を工面する手段です。

一般的な話で言えば出産後すぐに学資保険に加入しておけばそれだけ毎月の負担が少なく、 将来学費が必要な時期には非常に有利です。

では多くの人がそういう事情を理解していながら、なぜ学資保険に加入しないのか?

答えは簡単です。 限られた収入で家計をやりくりする必要があるからなのです。 つまり収入や支出の関係があるから多くの人が悩むのです。

ただ理想論をいくら記載しても意味がないです。 実際に学資保険の支払い総額と教育ローンの返済総額をシュミレーションで比べてみましょう。

学資保険の支払い総額と教育ローンの返済総額(一例)
▼ 200万の学費をそれぞれの方法で工面した時のシュミレーションです。

国の教育ローンと一般的な学資保険の条件比較

学資保険の支払い総額と教育ローンの返済総額

備えあれば将来選択肢が増える教育費

上記の表では少々大雑把ですが、 国の教育ローンで200万円の学費を調達した時と、 学資保険で同じ額の学費を工面したときのシュミレーションをしています。 ご覧になられれば一目瞭然ですが、やはり学資保険で学費を工面したときの方が有利と言えます。

具体的に見ていくと、 進学ローンなどで学費を工面した場合は200万円の借入れに対して総支払額が約228万円ほどになります。 一方で、学資保険で200万円の学費を積立た場合は支払い総額は約182万円ほどになります。

具体的な金額で両者を比較

子供さんがまだ生まれたばかり、あるいはまだ小さい親御さんにとってはピンと来ないかもしれませんが、 学資ローン(進学ローン)は切羽詰った状況で申込をするケースも少なくないです。

なぜならば、例えば大学や高等学校などの進学に関しては入学試験に合格しないと希望の学校に行けないからです。 だからいくら親御さんが計画的に学費の工面の算段を行おうと考えても、 最終的には子供さんの試験の結果次第、という事後的な要素が大きくなるのです。

さらに大学の進学に限って言えば、私学や国公立などの違いだけでも必要な学費が大きく違ってきます。

学費に関しては

当サイト別コンテンツ実際に学費はどれくらい必要?を参考にして下さい。

ご自身のライフプランと将来の備えと現状の見極め

上記のシュミレーションをご覧になられて判るとおり、 確かに学資保険で教育費を準備する方法が無理なくしかも有利であることは間違いないです。

しかし、それぞの家計ではそれぞれの将来設計があります。 例えば、これからマイホームを購入する計画をしていらっしゃる世帯や、 旦那さんの収入が将来的にも安定的かどうかなども重要な要素になります。

学資保険は、必要な時期まで積立を継続して初めて契約時の学費が工面される性質があります。 つまり、はじめから無理をして途中で解約してしまうとかえって損をする事になるのです。

ですので、考え様によっては学資保険で学費が多額に必要な時期の為の備えを完璧に行う事は考えずに、 足りない分を奨学金や教育ローンで補う、という風に考えて無理をしない選択肢も考慮した方がベストかもしれません。

学費の家計的な位置づけ

家計の分類上、学費は出費になります。 しかし、普通の費用など単純に比べることが出来ないものです。 親としては子供の将来を考えると少しでも有利な学歴を残せる様な手助けをしてやりたい、と考えるのが自然な流れです。

特に学歴社会の中で悔しい思いをしてきた人ならばなおさら子供さんには同じ思いをさせたくない、と考えるものです。 現状の社会は実力主義や成果主義という言葉が浸透しつつありますが、 それでもやはり大企業などではいまだに学歴は重要視される項目の一つです。

学費がまとまって必要な時期に直面してからでは遅すぎる事も多いです。 だからこそ、まだまだ選択肢が多く選べる時期に、 余裕と計画性を持って将来のプランを検討したいものです。

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